電源が勝手に切れる
ここでは、正常に起動していたパソコンの電源がいきなり切れる場合について説明します。
パソコンが起動する前に電源が切れたり再起動を繰り返すケースについては別に説明します。
1 最も多いのは電源ユニット、または、CPUの冷却フアンに埃が詰まったためオーバーヒートで保護回路が働いて電源が切れるもので、クリーニングをすることで解決します。
2 メモリーまたはCPUに問題があり、不正信号が送られるためにシャットダウンすることがあります。 この場合は正常に動作しているのに突然シャットダウンし、予測不能の場合が多いようです。 3 マザーボードに取り付けられている電界コンデンサーの劣化が原因の場合もあります。電界コンデンサーの電界膜が破れるためですが、この膜はほっておくと自然に回復するという性質があるため、しばらく電源を切っておくと自然に治る場合がありますが、また、突然再発することもあります。
この症状は特定のメーカーの特定の機種に発生することが多く、また、修理をしても再発することが多く、無理な設計が原因のようです。したがって、買い替えをお勧めします。 4 最も厄介なのはパソコンの設置場所により症状が出たり出なかったりする場合です。店では問題ないのに返却するとやはり同じ症状がでます。 マザーボードに問題があり、外部からの電波を拾うためと思われますが マザーボードを交換しても治らないことがあります。パソコン全体をアルミ箔で包むと治ったケースもあります。結局この場合は別の機種のパソコンに買い換えるより方法がなく、当店では修理をお断りしております。 5 ノートパソコンでは電源コネクターの接触不良の場合もあります。 |